国語が「酷語」となる3つの理由

なぜ国語が「酷語」と呼ばれるか、ChatGPTに聞いてみました。

ChatGPT回答「読解や記述が難しく、論理力を問われる問題が多く、点数が安定しにくいため」

母集団の違いはあっても、偏差値が30台に落ちると「酷語!」の悲鳴が上がるようです。

 

「国語ができない」という場合、a)常にできないのか、b)波があるのか、分けて考えなければなりません。b)波があるのはむしろ普通で、成績が安定するまで(我慢して)学習を積み重ねましょう。問題は、a)常にできない子供です。

 

国語がa)常にできないのは、以下の3つの理由からです。

①漢字・語彙の教材をやっていない。

②音読をしていない。

③線引きをしていない。

①漢字・語彙は、スタートラインに立つための資格ですから、常に8割以上を目指しましょう。②音読しなければ速く読めない、③線引きしなければ速く解答を見つけられないことも、肝に銘じてください。

(語彙については「語彙力がある子/ない子の共通点?」、音読の効用は「『中学受験の問題文が長すぎる!』問題①」、線引きの効用は「国語の『線引き』に正解はある?」をご参照ください。)

 

これらをやらずに成績アップを願うのは、奇跡を願うようなものです。しかし、子供に任せてもなかなかできないので、大人からの働きかけが必要になります。もし、①漢字・語彙、②音読、③線引きができれば、それだけで大きな成績アップが期待できるでしょう。

「国語力が伸びる子の習慣とは?」をご参照ください。)