【読書メモ】『博物館の少女 騒がしい幽霊』富安陽子

『博物館の少女 騒がしい幽霊』富安陽子

上質な子ども向けエンターテイメント作品。

奇をてらうところがない程度の伏線回収と、実在した大山巌捨松夫妻、設計士のコンドル、指紋研究大家ヘンリーフォールズらが、重要人物として登場して、この作品で歴史小説の面白さに開眼する子どもがいたらいいなあ。

一人で読めない子には、読み聞かせしてあげたい作品だと思った。